【リポート】2025年度 大学生訪韓団

ニュース青少年交流事業

日韓国交正常化60周年「両手を携え、より良い未来へ」をテーマに、日本の大学生等30名が10月10日~18日の9日間の日程でソウル特別市、釜山広域市を訪問しました。


【「日韓交流おまつり2025 in Seoul」にて日本文化を紹介】

昨年に引き続き、今年も日程中に「日韓交流おまつり2025 in Seoul」でブース運営を行い、「和柄のしおり作り」と「日本のマナー&文化クイズ」の2つのプログラムを通じて来場者のみなさんに日本について紹介しました。
和柄のしおり作りはしおりの形をした台紙にさまざまな柄の和紙を自由に貼り、来場者のみなさんに世界で1つのオリジナルしおりを作ってもらう体験ですが、老若男女問わずたくさんの方々が訪れ、自分の好みの色や柄に合わせて作成していました。


【団員作成の日韓文化比較展示に見入る来場者たち】

日本のマナー&文化クイズでは団員が作成したクイズチェックシートに記入をしながらブース内の日韓文化比較展示を見学していただき、団員が来場者1人1人に日韓の違いを説明しました。韓国語や英語を使っての説明で難しい部分もあったようですが、地域文化や交通事情、飲み会でのマナー比較等を来場者のみなさんに伝えながら、交流を楽しんでいました。


【訪日団参加予定の韓国の大学生たちとの交流・フィールドワーク】

今回の訪韓団では「日韓交流おまつり」以外にも11月に訪日予定の韓国大学生訪日団メンバーとのフィールドワークや高麗大学校訪問、ホームステイを通じてさまざまな世代の韓国の方々との出会いがありました。


【高麗大学校訪問・講義聴講】


【高麗大学校ダンスサークル学生たちとKPOPダンス体験】

団員の感想には「国籍や言葉の違いを超えて、人が笑顔でつながる瞬間を間近で感じることができた」「人と人とのつながりは、国境を越えて心を動かす力がある」「限られた時間でも、真剣に向き合えば人と人との間に深い絆が生まれる」といった、人と人との交流に関するものが多くあり、実際に会って対話することの重要性を実感したようです。


【ホームステイ家族とお別れを惜しむ】


【外交部表敬・講義聴講】


【大韓民国歴史博物館視察】

その他にも韓国外交部や在韓日本大使館公報文化院での講義聴講、後半の釜山日程では2001年に新大久保駅で線路に転落した人を救おうとして犠牲になった故李秀賢さんのご家族との懇談等、訪韓団ならではの貴重な体験も多くすることができ、文化のみならず外交、歴史、交流等、さまざまな面から韓国を体験する8泊9日間となりました。


【故李秀賢さんの墓地参拝・ご家族との懇談】

【日程表】大学生訪韓団