【リポート】JENESYS2025 大学生訪韓団(第1~2団)
日本の大学生等104名が「日韓交流と韓国の現状理解」をテーマに、3月11日~17日の6泊7日の日程でソウル特別市、京畿道を訪問しました。

日程前半は、講義聴講や交流を中心としたプログラムを実施しました。サムスンイノベーションミュージアムでは韓国の産業発展や技術革新の歴史について学び、在韓日本大使館公報文化院の川瀬院長による講義では最近の日韓関係について理解を深めました。また、韓国国立国際教育院への表敬訪問も行い、日韓青少年交流の意義について改めて考える機会にもつながりました。


同世代交流では東国大学校を訪問し、現地の学生との交流を行いました。ディスカッションや交流を通じて互いの文化や価値観への理解を深めるとともに、日本語や韓国語、英語を用いて積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢も見られました。最初は緊張した様子も見られましたが、次第に打ち解け、笑顔で会話を楽しむ姿が印象的でした。交流後には連絡先を交換する学生たちが多く、継続的な交流への広がりも感じられました。

また、ホームステイでは現地家庭に滞在し、日常生活をともにすることで韓国の文化や習慣への理解を深めました。言語や生活習慣の違いに戸惑いながらも、ホストファミリーとの交流を通じて相互理解を深める貴重な機会となりました。


日程後半は、北村韓屋村や戦争記念館、国立中央博物館などの視察を通じて、韓国の歴史や文化への理解を深めました。加えて、韓紙作りや韓服体験、ハングルカリグラフィーなどの文化体験を通じて、伝統文化に直接触れる機会にもなりました。


さらに、DMZ(非武装地帯)では、臨津閣や統一大橋、第3トンネル、都羅展望台を訪問し、朝鮮半島の分断の歴史や現状について理解を深めました。現地を実際に訪れることで、リアルな緊張感を感じ、真剣な表情で説明に耳を傾ける姿が見られ、朝鮮半島が現在も分断状態にあるという現実を強く感じたようでした。説明を聞きながら見学する中で、歴史の出来事としてではなく、今も続いている問題として改めて実感したと話す学生もいました。

帰国前日に実施した成果報告会では、訪韓を通じて得た学びや気づきをもとに今後のアクションプランを発表しました。所属大学での報告HPへの体験談の掲載、語学学習の継続など多様なプランが示され、今後のさらなる日韓交流への広がりが期待されます。
また、5月には大学生訪韓団の成果発表会も実施予定であり、そこでの発表にも期待が高まります。
