【リポート】韓国大学生訪日団(第1~2団)2026年7月1日~7日
韓国の大学生等60名が「東日本大震災から15年、被災地視察と日本の防災」をテーマに、7月1日から7日までの6泊7日の日程で首都圏と宮城県、岩手県を訪問しました。

日程前半の首都圏では、故李秀賢氏の顕彰碑訪問を含む新大久保でのフィールドワークと大学訪問、後半の東北日程では東日本大震災関連視察、ホームステイ、石巻専修大学の学生とのフィールドワーク等を実施しました。

首都圏の大学訪問では、第1団はフェリス女学院大学、第2団は帝京大学を訪問しました。
いずれの大学でも韓国語を学ぶ多くの学生が交流行事に参加し、訪日団員たちと韓国語で話す場面が見られました。4~5時間という短い時間ではありましたが、キャンパスツアーや学食体験、ディスカッションを通じて親睦を深め、予定していた学校訪問行事の終了後にも、話を続けるグループが少なくありませんでした。

3日目からのテーマ関連視察では、防潮堤のないまちづくりの事例である女川地域、石巻市震災遺構の大川小学校、南三陸町の語り部バス、震災遺構気仙中学校、いわてTSUNAMIメモリアル等を訪問して、語り部やガイドの方にお話しをしていただきました。


訪日前に東日本大震災について調べてきていた学生もいましたが、現地を実際に訪れて津波到達地点の表示を目にし、災害の規模の大きさを実感したようでした。また、被災地では多くの場所で語り部の方が経験を伝える姿を見て、ただ悲しい経験を伝えるのではなく、未来や次の世代に伝えていこうとする姿勢がとても印象深かったという感想もありました。その場所で何が起きたのか、どのように行動することが最善だったのかについて分析し、今後の被害を最小化しようと努力する姿から多くを学んだようです。


また、6日目に実施した石巻専修大学の学生とのフィールドワークでは、震災で大きな被害を受けた石巻市の中瀬公園のより良い活用方法について実際に公園を歩き、現地で活動をされている地域の方のお話を聞きながら考える時間を持ちました。まとめとして日韓の学生でディスカッションの上、アイデアを発表・提案しましたが、その際は石巻市や地域で活動されている団体の担当者のみなさんにも聞いていただきました。

学生たちは、帰国後もSNS等を通じて今回学んだ内容を引き続き発信していく予定です。

