【リポート】JENESYS 韓国ジャパンリポーター訪日団 2026年9月25日~10月1日
韓国の大学生や社会人の若者19名が、2026年9月25日から6泊7日の日程で来日しました。本プログラムは、東京での「日韓交流おまつり2026 in Tokyo」への参加と、東日本大震災から15年が経過した福島県での交流を中心に実施されました。

前半の日程では、外務省で「最近の日韓関係」についての講義を聴講しました。ここ数年は国民感情や人の往来も良い方向へ進んでおり、経済面においてもより一層重要なパートナーになっているなど、今後の日韓関係の明るい展望について学びました。その後は韓国文化院で「日韓交流おまつり2026 in Tokyo」のブース運営を行いました。大学生訪韓団同窓組織(JKAF)と協力し、例年実施している「韓国の若者と語ろう」ブースや「高句麗衣装試着体験」に加えて今年は「韓国伝統遊び」のブースを新設。両国メディアにも広く紹介される大盛況となり、幼児から80代まで過去最多となる計1,344名の市民と深く交流しました。中には初めて韓国人と交流したという参加者もおり、皆さんに書いていただいた心温まるメッセージがホワイトボードにぎっしり埋まる程の充実した交流の場となりました。

後半の日程では福島県へ移動し、県庁を表敬訪問しました。団員たちは、福島県産食品が世界基準より厳しい独自基準で検査されていることや、外国人観光客・輸出量が震災前を超えている現状についてレクチャーを受け、熱心に質疑応答を行いました。その後は「NPO法人ふくかんねっと」の協力のもと、一般家庭での2泊3日のホームステイを体験。温泉や伝統食、ミニ夏祭りや盆踊り体験(こちらからYoutube動画をご覧いただけます)を通じて福島の自然と食の魅力を満喫し、お別れの際には涙を流し合うほどの深い信頼関係を築きました。

ホームステイ後はふくかんねっとの鄭鉉淑(チョン・ヒョンスク)理事長からふくかんねっとネットが実施してきた福島と韓国の交流について講義をしていただきました。東日本大震災後、韓国とどのように向き合い交流してきたか等を中心に、草の根市民交流ならではの交流のあり方等についての充実した内容で、やはり多くの質問が寄せられました。福島県庁とふくかんねっとの講義を通じて、団員たちの福島への理解が大いに深まったようです。

帰国前日の成果報告会では、日本の一般市民との直接対話や家族のように温かく迎えてくれたられたホームステイ受入先家庭への感謝の気持ちが語られました。特に福島に対しては、韓国国内での「訪問困難な場所」という先入観にも関わらずがあったが、住民の努力による復興の現実や徹底した安全管理をについて知ることによって、福島に対するその認識が大きく変わったと多くの団員が語ってりました。団員たちは、直接目で見て理解した福島の真の姿や肯定的なイメージを帰国後に周囲へ幅広強く発信し、今後の両国の良好な関係や交流の活性化に貢献していくことを力強く誓いました。
